Web活用の判断材料として読む、短い実務のヒント。
同じ仕事を、引きと寄りで伝える

全体を見せる
作業場・道具・人の位置関係を伝える。

手元を見せる
何を扱い、どの工程を行っているかを伝える。
完成物だけでなく過程を選ぶ
完成品に加えて、準備や作業、検査の場面も撮っておきます。どこに手間をかけているかが見えると、品質や価格の説明を写真で補えます。
撮る前に、写真一枚ごとに何を説明してもらうかを決めます。「作業の丁寧さ」なのか「設備の規模」なのか「扱える素材の幅」なのか。決めずに撮ると、似た構図ばかりが増えて、どれを使うか後から迷います。
手元のアップ、全体の引き、人が写るカット。同じ場面でも寄り方を変えて撮っておくと、サイトでも資料でも使い回せます。
撮影リストを作る
撮影の前に一覧を作ります。項目は、使用するページ、説明する内容、必要な場面、横長か縦長か、撮影の対象、許諾を取る相手。この6つです。
会社紹介に使う写真と、サービス説明に使う写真は違います。ページ構成と並べて見ると、どの説明に写真がないかが分かります。撮影は一日で終わっても、足りないと気づくのは公開直前になりがちです。
現場の都合で撮れない日もあります。天候、稼働状況、立ち入りの可否。一覧に優先順位をつけておくと、限られた時間で何を押さえるかを判断できます。
映り込む情報を確認する
撮影後に修整できる場合もありますが、許諾や機密情報の写り込みは撮影前に確認します。人の顔、取引先の社名、図面、パソコンの画面、未公開の商品など、掲載できる範囲を先に決めておきます。
撮影できることと、公開できることは別です。現場では許可が出ても、後から取引先に確認したら断られる場合があります。掲載先と用途を伝えたうえで確認し、判断がつかないものは最初から写さない構図を考えます。
ホワイトボードや掲示物も見落としがちです。撮影の前に一度、画面に入る範囲を見渡す時間を取ります。
スマホで切られる範囲を考える
写真はPCとスマホの両方で使うことを想定します。表示枠に合わせて切り取る設計では、画面幅によって写る範囲が変わります。主役の周囲に余白を残し、重要な部分が欠けない構図を用意します。
表示枠に合わせて切り取る場合、端にある手元や顔が見えなくなることがあります。同じ場面で縦長のカットも撮っておくと、使い分けができます。
写真に説明文を焼き込むのは避けます。表示サイズによっては文字が読みづらくなり、文言を直すときも画像の編集が必要になります。説明はWebの本文に置きます。
スマホで残す位置を、切り替えて確認
同じ写真でも、切り取り位置で伝わる内容が変わります。
左側が中心。説明したい木材が右端に寄っています。

